無許可で性機能改善薬「バイアグラ」などと称した医薬品を売ったとして、大阪府警は１７日、 無職藤原繁行（５５）と長男・竜一（２４）の両容疑者＝いずれも大阪市東淀川区＝を薬事法違反 （無許可販売）の疑いで逮捕、大阪地検が起訴した、と発表した。府警は同日、繁行容疑者の元妻（４４）も 同法違反（無許可販売幇助〈ほうじょ〉）の疑いで書類送検した。 東成署によると、繁行容疑者は容疑を認め、「大工をしていたが仕事がなくなり、知人にもうかると言われて始めた」 と供述しているという。 逮捕容疑は、繁行容疑者ら親子２人は３〜４月、奈良市の公務員男性ら２人に血管を拡張させる働きがある 「シルデナフィル」を含む錠剤計２３錠を２万円で売ったという内容。同署は、２００６年から約４年半で 計約７千万円を売り上げたとみている。
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