Zyngaが$150M(1億5000万ドル)を日本のメディア企業Softbank Capitalから資金調達したのに続き、 日本のゲーム会社DeNA は、$27.5M(2750万ドル)のファンドを設立し、ソーシャルゲームコミュニティーに投資すると発表した。 DeNAは新ファンドの83.3%を所有し、ファンド名はIncubate Fund No. 1 Limited Partnership。 出資者には他に何人の日本の個人投資家が名を連ねる。 DeNAによると、ファンドの主目的はソーシャルメディアとゲーム開発を融合する会社を見つけて投資することだという。 同ファンドはシード段階以降のベンチャー企業への出資を想定している。 DeNAは、同社のモバイルゲームプラットホームであるモバゲータウンに載せるゲームのデベロッパーにも投資する意向だ。 数ヵ月前、DeNAはYahoo Japanと戦略的提携を結び、PCベースのソーシャルゲームプラットホーム、 Yahoo Mobageを今年中にスタートさせることを発表した。 この新ファンドは、日本国内への投資はもちろん、DeNAが米国ゲーム市場でのプレゼンスを高める手段にもなりうる。 同社は、ゲーム会社、Aurora Feintの株式20%を所有しており、米国への進出に真剣に取り組んでいる。 DeNAはいくつかの英語圏国でソーシャルゲームプラットホームを展開し、 Facebook等のソーシャルネットワーク用のゲームを開発する計画だ。 また同社はつい最近、iPhone用のグローバル・ミニゲームソーシャルネットワークを開始したところだ。 DeNAは過去最高の売上を見込むなど日本国内のゲームで目覚ましい利益を上げており、 世界進出は同社がグローバルなゲーム巨人となる足がかりとなるだろう。 ソース:TechCrunch
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