日本テレビ系の報道番組「バンキシャ」に対し、ゲームファンの間で“ねつ造”批判が出ている。 人気恋愛ゲームの美少女キャラクターと“同伴”して、熱海温泉の旅館に1泊する男性ファンの様子を 取り上げたルポで、取材を受けた「Aさん」なる男性の行動が、ファンとして当然の手順を踏んでいないというのだ。 さらに、取材を行ったとされる日にAさんが宿泊していないことも明らかになった。 問題の放送は先月25日。ニンテンドーDS用恋愛シミュレーションゲーム「ラブプラス+」(コナミ)の 舞台となる熱海温泉に、多くの男性ファンが2次元の“彼女”を同伴(=DS持参)して訪れる様子を特集した。 「おととい、バンキシャは温泉で有名な静岡県熱海市へ」というナレーションで始まったことから、 撮影日は23日とみられる。 ファンらのお目当ては、「ラブプラス+」に登場する実在の旅館「大野屋」。 ここで和室に1人で泊まると、2人分(=ゲーム内の“彼女”の分)の布団を用意してくれるサービスがある。 当然、宿泊するファンは和室を予約するが、同番組に登場した「仙台から来たAさん(40)」は、 「手違いでシングルになっちゃった」とつぶやき、洋室シングル部屋の宿泊を余儀なくされた。 そして夜。Aさんは携帯端末「iPhone」に表示した“彼女”をベッドに置き、「(まだ)ちょっとそういった (ベッドを共にする)関係ではないので」と言い残し、タオルケットを巻いて床に寝てしまった。 二次元キャラをベッドに寝かせ、自分は床に寝る。テレビ的には“おいしい絵”だが、 この内容にゲームファンらは反発。批判は「DSではなくiPhoneに表示するのはおかしい」 「なぜ、和室を予約しなかったのか」といったもので、「日テレのねつ造ではないか」 との声も出ている。そこで、このAさんについて夕刊フジが大野屋に確認すると、意外な答えが返ってきた。 「客室でのインタビュー撮影は、当館のスタッフはもちろん、撮影に帯同していたコナミの方も 放送当日までまったく把握していませんでした。 >>2以降に続く
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